私は、証券マンとして社会人のスタートを切りました。
1980年代初め、ニューヨーク支店勤務でした。既に当地では、日本における「企業型確定拠出年金」の原型である「401K」、及び「個人型確定拠出年金(iDeco)」と似た「IRA」」の制度がありました。
税制優遇を活用し、毎月の積み立てで長期にわたってリタイア後の資産を作ってもらおうという制度です。
既に多くの方々が制度活用を始めており、着任早々、この制度の存在及び個々人がリタイア後を考えての資産作りを実践する、米国の先進性を強く感じたものです。
ミレニアムの話題が取りざたされた1999年の春、わが国で日本版401Kと言われる確定拠出年金制度の導入が国会で審議され、近々施行されることを知りました。
バブル崩壊後、長く続く日本経済の低迷、雇用の流動化や少子高齢化といった社会構造の変化にあってついに、日本でも確定拠出年金が始まると高揚した自分に驚きました。日本でこそ、この制度は必然だと考え続けていたからです。
この素晴らしい制度を多くの人に活用してもらいたい。経済的自立を目指す加入者に寄り添ってその実現に向け行動をする加入者をサポートする会社を作ろう。その思いが、プルーデント・ジャパンの創業でした。
プルーデント・ジャパンは確定拠出年金について企業様向けのコンサルティングをしております。
その後、個々のお客様のご相談によりそうためのFPが所属するプルーデント・ジャパン・ファイナンシャル・サービスを起業いたしました。
確定拠出年金の制度も既に20年余が過ぎ、加入者数が1千万人を超え、運用資産は20兆円を超えるまでになりました。
現在、広い世代から、さまざまな相談を受けるようになりました。今後も加入者、残高が伸び続ける中、リタイアに伴う受給開始を考える方々からの相談も増えてます。
プルーデント・ジャパンは今後とも創業時の理念を基に、会社も、相談業務に従事するファイナンシャルプランナーも共に、日々、研鑽に励み相談者に満足いただける良質なサービス提供するのが使命と考えてます。
ご支援の程、よろしくお願いいたします。
創業者 福井 三雄